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脂質から生命を考える
~QOL (Quality of Life) のためのQOL (Quality of Lipid) の研究~


 脂質は生体における最大のエネルギー源であり、細胞膜を構成する主要成分であり、シグナル分子としても働きます。また脂質は食品から摂取される環境栄養因子であると同時に、適宜代謝を受けて時空間的に生体応答を制御する組織環境調節因子でもあります。
 本部門では、脂質ならびにその代謝産物が関与する脂質ネットワークにフォーカスを当て、脂質代謝に関わる酵素や受容体の遺伝子改変マウスの解析に脂質の網羅的分析(リピドミクス)を展開することで、代謝・免疫疾患等の現代社会で問題となっている疾患の分子病態を解明し、これを基盤に、脂質代謝の変容が関わる疾患の診断・予防・治療に向けた臨床展開を目指します。

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ドキュメントは随時更新中です。

2024.6.8
教授の村上が公益財団法人 小野医学研究財団の「2023年度 第7回早石修記念賞」を受賞しました。
2024.6.6
第66回日本脂質生化学会大会で望月が若手優秀発表賞を受賞しました。
2023.10.31
第96回日本生化学会大会で川口・東が若手優秀発表賞を受賞しました。
2023.10.05
63rd International Conference on the Bioscience of Lipidsで小野がBest Poster Awardを受賞しました。
2023.04.07
教授の村上が「令和5年科学技術分野の文部科学大臣表彰」の科学技術賞(研究部門)を受賞しました。
2023.01.30
脂質代謝酵素PNPLA7およびPNPLA8が肝臓で内因性コリンの供給を制御することを発見し「Cell Reports」に掲載されました。
2022.11.09
第95回日本生化学会大会で小野・長崎・望月が若手優秀発表賞を受賞しました。
2022.10.27
Bioactive Lipids in Cancer, Inflammation and Related Diseases, 17th Internaational Conferenceで教授の村上がOutstandig Achievement Awardを受賞し、受賞講演を行いました。
2022.09.16
脂質プロファイリングにより、健常者および乳腺炎患者の母乳中に特有の脂質メディエーターが含まれることを発見し「Biochem. Biosphys. Res. Commun.」に掲載されました。
2022.07.14
脂質メディエーター生成におけるcPLA2α/cPLA2εの機能に関する総説が「Biochem. Pharmacol.」に掲載されました。
2022.06.27
肥満細胞におけるホスホリパーゼA2の役割に関する総説が「Front. Immunol.」に掲載されました。

卒業研究生・大学院生募集

生物・薬学・医学系大学の卒業研究生や大学院生(修士・博士)の指導受け入れをしています。
ご興味のある方は指導教授の先生の了承を得た上で村上までご連絡ください。お待ちしております。

〒113-8655
東京都文京区本郷7-3-1 臨床研究棟A 815号室

東京大学大学院 医学系研究科
疾患生命工学センター 健康環境医工学部門

村上 誠(教授)

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