2010.12.07-10. BMB2010で研究成果を発表しました。
12月7日(火)-10日(金)、神戸国際会議場で「BMB2010」が開催されました。当研究室からは村上がシンポジウムのオーガナイズおよび発表、山本・平林・佐藤が口頭およびポスター発表をおこないました。
<シンポジウム発表>
村上:New insights into the functions of sPLA2s
<口頭発表&ポスター発表>
山本:sPLA2-IIF, an epidermal sPLA2, regulates epidermal homeostasis and pathology
武富:sPLA2-III, a mast cell-derived anaphylactic sPLA2, regulates mast cell-dependent anaphylactic response
佐藤:sPLA2-V, an adipocyte-inducible metabolic sPLA2, controls systemic lipid metabolism
三木:sPLA2-IID, a dendritic cell-derived resolving sPLA2, plays a role in resolution of inflammation
平林:Novel lipid-metabolizing enzyme induced in sebocytes
2010.11.24. 平成22年度ポスター発表会が行われ、脂質代謝プロジェクトから山本研究員と大学院生の三木が優秀賞に選ばれました。
2010.11.09-12. 日韓二国間交流事業の一環でDr. H. W. Changの研究室を訪れました。
11月9日(火)-12日(金)、日韓二国間交流事業(独立行政法人日本学術振興会)の一環で韓国のDr. H.W. Chang(College of Pharmacy, Yeungnam University)の研究室を訪れ、村上・武富・佐藤が意見交換を行いました。共同研究のテーマは天然化合物ライブラリーからのマスト細胞介在性アレルギー応答を抑制する化合物のスクリーニングです。
Dr. Changの部屋にて。
村上による講演会。天然化合物由来の化合物の抗アレルギー効果に関する意見交換を行いました。
韓国最大の漢方薬市場である薬令市を訪れました。
夕食会では嶺南大学の教授方に手厚く歓迎していただきました。韓国の魚介類が大変美味しかったのですが、翌日M研究員が体調不良になりました。
2010.09.30-10.08. 日仏二国間交流事業の一環でフランスを訪れました。
9月30日(木)-10月8日(金)、日仏二国間交流事業(独立行政法人日本学術振興会)の一環でDr. G. Lambeau(Centre National de la Recherche, France)と共同研究を行っており、今回は当研究室側から村上と山本がフランスを訪れ、意見交換を行いました。
5人による会議の様子(左からDr. Lambeau, Dr. Gelb, 村上, Dr. Hafid, 山本(カメラマン)
Niceから1時間ほどの郊外にある牧場での一コマ。新規プロジェクトの相談をしました。
Dr. Lambeauの御自宅に呼ばれました。ワインとチーズが美味しかったです。
sPLA2マフィア
「GERLI-7th Lipidomics Meeting」に参加するためNiceからAnglet-Biarritz(フランスの南東から北西の端)まではDr. Gelb、Lambeau研のメンバーと共にDr. Lambeauの車で移動しました。約12時間のドライブでした。
「GERLI-7th Lipidomics Meeting」がAnglet-Biarritzで開催され、村上と山本がポスター発表を行いました。Biarritzはフランス・バスク最大の街です。学会の初日は低気圧のため大荒れでした。
<ポスター発表>
村上:New insights into the functions of secreted phospholipase A2s: sPLA2 in reproduction
山本:New insights into the functions of secreted phospholipase A2s: roles of group IIF phospholipase A2 in skin pathophysiology
2010.06.27-07.02. FASEB Summer Research Conferencesで研究成果を発表しました。
6月27日(日)-7月2日(金)、米国コロラド州スティームボードスプリングスで「FASEB Summer Research Conferences, Phospholipid Metabolism: Disease, Signal Transduction, and Membrane Dynamics」が開催されました。当研究室からは村上が招待講演、山本・三木がポスター発表をおこないました。
<招待講演>
村上:Solving the secrets of secretory phospholipase A2
<ポスター発表>
山本: An epidermal secreted phospholipase A2: Roles of group IIF phospholipase A2 in skin pathophysiology
三木: A dendritic cell secreted phospholipase A2: Roles of group IID phospholipase A2 in resolution of inflammation
スティームボードスプリングスは標高約2050mにあるスキーリゾートです。
大学院生の三木は初めての米国です。経由地のデンバーでの夕食。この日は三木のお誕生日会をおこないました。
2010.06.14-15. 第52回日本脂質生化学会で研究成果を発表しました。
6月14日(月)-15日(火)、群馬県伊香保温泉で「第52回日本脂質生化学会」が開催されました。当研究室からは山本・平林・佐藤が一般講演発表(口頭)しました。
<口頭発表>
山本:皮膚特異的分泌性ホスホリパーゼA2の病態生理機能
平林:皮膚に発現する新規脂質代謝酵素の機能解析
佐藤:Ⅲ型分泌性ホスホリパーゼA2の欠損はメタボリックシンドロームを改善する
2010.06.06-11. 2010 Keystone Symposia. Bioactive Lipids: Biochemistry and Diseasesで研究成果をを発表しました。
6月6日(日)-11日(金)、京都東山にあるウエスティン都ホテルにて京都大学の成宮周先生・東京大学の清水孝雄先生らのオーガナイズにより「2010 Keystone Symposia. Bioactive Lipids: Biochemistry and Diseases」が開催されました。国際的に由緒あるこのシンポジウムが日本で開催されたのは初めてです。当研究室からは、村上が招待講演、山本・武富・佐藤・三木がポスター発表しました。学会最終日、日仏交流促進事業の一環で来日しているDr. G. Lambeau(Centre National de la Recherche, France)と、今後の共同研究についてホテルのロビーで熱くディスカッションを行いました。
<招待講演>
村上:Biological Functions of sPLA2s
<ポスター発表>
山本:Roles of group IIF "Epidermal" Phospholipase A2 in Skin Homeostasis and Pathology
武富:Group III secreted phospholipase A2 regulates mast cell maturation and functions
佐藤:Group III secreted phospholipase A2 regulates epidermal sperm maturation and fertility in mice
三木:Group IID secreted phospholipase A2 is expressed in dendritic cells and plays a role in resolution of inflammation
共同研究者のDr. GelbとDr. Lambeauと一緒に清水寺を訪れました。
JBCのvice Editor, Dr. William Smithとのショットです。
皮膚リポキシゲナーゼで著明なDr. Alan Brushとのショットです。
最終日、ホテルのロビーの一角を占有し、ディスカッションをおこないました。
2010.04.26. J. Clin. Invest. に論文を発表しました。
脂質が精子の成熟と機能を制御する仕組みについてJ. Clin. Invest. に論文を二報同時に発表しました。そのうちの一つはフランス国のグループとの共同研究によるものです。
Sato, H., Taketomi, Y., Isogai, Y., Miki, Y., Yamamoto, K., Masuda, S., Hosono, T., Arata, S., Ishikawa, Y., Ishii, T., Kobayashi, T., Nakanishi, H., Ikeda, K., Taguchi, R., Hara, S., Kudo, I., and Murakami, M.
Group III secreted phospholipase A2 regulates epididymal sperm maturation and fertility in mice
J. Clin. Invest., 120, 1400-1414, 2010
Escoffier, J., Jemel, I., Tanemoto, A., Taketomi, Y., Payre, C., Coatrieux, C., Sato, H., Yamamoto, K., Masuda, S., Pernet-Gallay, K., Pierre, V., Hara, S., Murakami, M., De Waard, M., Lambeau, G., and Arnoult, C.
Group X phospholipase A2 is released during sperm acrosome reaction and controls fertility outcome in mice
J. Clin. Invest., 120, 1415-1428, 2010
2010.04.17. 若洲海浜公園でバーベキューをおこないました。
2010.04.01. 新規プロジェクトが発足しました。
臨床研の新規プロジェクトが発足しました。村上研究室は「メタボリックシンドローム・自己免疫疾患等における脂質代謝ネットワークの解明プロジェクト(略称:脂質代謝プロジェクト)」になりました。4月より入江研究員が新しくメンバーに加わりました。
2010.03.28-30. 日本薬学会第130年会で研究成果を発表しました。
3月28日(日)-30日(火)、岡山市で「日本薬学会第130年会」が開催されました。当研究室からは武富がシンポジウム講演しました。
<シンポジウム講演>
武富:マスト細胞生物学における脂質ネットワーク