2015.12.16. 第6回都医学研都民講座を開催しました。
12月16日(水)、東京・一橋で[第6回都医学研都民講座「脂の質がもたらすヘルスサイエンス -疾患の理解と健康長寿社会の実現に向けて-」]を開催しました。
京都大学医学部の椛島健治先生(右)を招いての講演です。
みなさまからたくさんの質問を頂きました。
2015.12.01-04. BMB2015で研究成果を発表しました。
12月1日(火)-4(金)、神戸で「BMB2015(第38回日本分子生物学会年会、第88回日本生化学会大会合同大会)」が開催され、村上プロジェクトリーダーが招待講演を、研究員の武富・平林・研修生の砂川が口頭発表を、研究員の入江・研修生の金子・城戸口・齋藤がポスター発表を行いました。
<招待講演>
村上:Lipoquality régulation by phospholipase A2 family
<口頭発表>
武富:リゾホスファチジン酸はマスト細胞の成熟に関わる
平林:肝臓における新規グリセロホスホコリン産生経路
砂川:XIIA型分泌性ホスホリパーゼA2はIgE依存的な即時型アレルギーを増強する
<ポスター発表>
入江:ホスファチジルエタノールアミンは破骨細胞融合に関与する
金子:皮膚バリア機能に重要なセラミド代謝におけるPNPLA1の役割
城戸口:癌病態におけるIID型分泌性ホスホリパーゼA2の役割
齋藤:III型分泌性ホスホリパーゼA2は大腸癌の進展に関わる
研修生によるポスター発表の様子です。
2015.11.29-30. CREST領域会議で研究成果を発表しました。
11月29日(日)-30(月)、京都で「東京呼吸器フォーラム」が開催され、村上プロジェクトリーダーが研究成果を発表しました。
<口頭発表>
村上:PLA2メタボロームによる疾患脂質代謝マップの創成とその医療展開に向けての基盤構築
2015.11.20. 第14回ホスファチジルセリン研究会で研究成果を発表しました。
11月18日(水)-20日(金)、東京・日本橋で「第14回ホスファチジルセリン研究会」が開催され、研究員の佐藤が招待講演を行いました。
<招待講演>
佐藤:sPLA2を起点としたメタボリックシンドロームの新規制御機構
2015.11.19-20. 第37回生体膜と薬物の相互作用シンポジウムで研究成果を発表しました。
11月19日(木)-20日(金)、熊本で「第37回生体膜と薬物の相互作用シンポジウム」が開催され、研修生の村瀬が最近の研究成果について発表しました。
<口頭発表>
村瀬:ホスホリパーゼA2分子群を起点とした脂質代謝経路による大腸炎の制御
2015.11.18-20. 第44回日本免疫学会学術集会で研究成果を発表しました。
11月18日(水)-20日(金)、札幌で「第44回日本免疫学会学術集会」が開催され、村上プロジェクトリーダーが招待講演を行いました。
<招待講演>
村上:Immune regulation by the sPLA2-driven lipid pathways in allergy
2015.11.14. 東京呼吸器フォーラムで研究成果を発表しました。
11月14日(土)、都内で「東京呼吸器フォーラム」が開催され、村上プロジェクトリーダーが招待講演を行いました。
<招待講演>
村上:脂質による免疫制御の新機軸
2015.11.09. 平成27年度所内研究発表会で武富が優秀賞に選ばれました。
11月9日(月)、「平成27年度所内研究発表会」が開催され、研究員の武富が優秀賞を受賞しました。
2015.11.05. 「Bioactive Lipid mediators: Current Reviews and Protocols」を監修・執筆しました。
村上プロジェクトリーダーがBioactive Lipid mediators: Current Reviews and Protocolsを監修しました。村上と研究員の武富が執筆しました。
Editors/ Yokomzo, T., and Murakami, M.
Bioactive Lipid Mediators: Current Reviews and Protocols, Springer, 2015
Murakami, M., and Taketomi, Y.
Phospholipase A2
Bioactive Lipid Mediators: Current Reviews and Protocols, Springer, 23-42, 2015
2015.09.30. 村上プロジェクトリーダーが東京大学大学院の教授に選出されました。
9月30日(水)、村上プロジェクトリーダーが東京大学大学院医学研究科疾患生命工学センター健康環境医工学部門の教授に選出されました。
2015.09.15. 平成27年度ポスター発表会で村瀬が優秀賞に選ばれました。
9月15日(火)、「平成27年度所内ポスター発表会」が開催され、研修生の村瀬が研究成果賞とポスター賞をダブル受賞しました。
2015.09.10. 「実験医学増刊」を編集・執筆しました。
村上プロジェクトリーダーが実験医学増刊を編集しました。研究員の平林が執筆しました。
編集/村上 誠、横溝 岳彦
実験医学増刊「脂質疾患学:なぜ“あぶら”の異常が病気を引き起こすのか?」, 33, 2015
久木山 清貴、村上 誠
ホスホリパーゼA2と循環器疾患
実験医学増刊「脂質疾患学:なぜ“あぶら”の異常が病気を引き起こすのか?」, 33, 2402-2406, 2015
平林 哲也、村上 誠
ホスホリパーゼA2と神経疾患
実験医学増刊「脂質疾患学:なぜ“あぶら”の異常が病気を引き起こすのか?」, 33, 2456-2461, 2015
2015.08.27. 第27回高遠シンポジウムで研究成果を発表しました。
8月27日(木)、滋賀県・比叡山で「第27回高遠シンポジウム」が開催され、村上が招待講演を、村瀬がポスター発表を行いました。
<招待講演>
村上:ホスホリパーゼA2分子ファミリーを起点とした脂質代謝の新しいパラダイム
<ポスター発表>
村瀬:ホスホリパーゼA2分子群を起点とした脂質代謝経路による大腸炎の制御
2015.08.23-28. FASEB Science Research Conferenceで研究成果を発表しました。
8月23日(日)-28(金)、カナダ・バンフで「FASEB Scinece Research Conference on Lysophospholipids and Related Mediators」が開催され、研究員の平林が最近の成果について発表しました。
<ポスター発表>
平林:PNPLA7-mediated production of glycerophosphocholine from lysophoshatidylcholine has a pivotal role in hepatic choline metabolism and systemic energy homeostasis
2015.08.02. 第16回ABカンファレンスで研究成果を発表しました。
8月2日(日)、東京で「第16回ABカンファレンス」が開催され、村上が招待講演を行いました。
<招待講演>
村上:ホスホリパーゼA2分子ファミリーが制御する代謝・循環器疾患の新しいパラダイム
2015.07.09. 第47回日本動脈硬化学会総会で研究成果を発表しました。
7月9日(木)、仙台で「第47回日本動脈硬化学会総会」が開催され、村上が招待講演を行いました。
<招待講演>
村上:Phospholipase A2-driven lipid networks in atherosclerosis and metabolic disease
2015.08.02. 第19回サイエンスカフェを開催しました。
8月2日(日)、東京都医学総合研究所で「第19回サイエンスカフェ【あなたの油(脂)は大丈夫ですか?】」を開催しました。
サイエンスカフェとは和やかな雰囲気の中で科学のトピックを体験し、一般の参加者の方々が研究者と自由に語らう場です。今回は私たちの周りにあるいろいろな油(脂)について取り上げ、講演や簡単な実験を交えながら、体にやさしい油(脂)と危ない油(脂)の違いなど、油(脂)に関わるサイエンスを体験していただきました。
開催の様子はこちら
2015.07.12-15. Biactive Lipids in Cancer 14th International Conferenceで研究成果を発表しました。
7月12日(日)-15日(水)、ハンガリー・ブタペストで「Biactive Lipids in Cancer, Inflammation and Related Diseases 14th International Conference」が開催され、プロジェクトリーダーの村上、研究員の山本・武富、研修生の村瀬が最近の研究成果について発表しました。
<口頭発表>
村上:sPLA2 in health and desease
山本:Plasmalogen-lysophosphatidylethanolamine driven by group IIF sPLA2 underlies epidermal-hyperplasic disorders
<ポスター発表>
武富:Skin abnormalities in group III secreted phospholipase A2-deficient mice
村瀬:Group X sPLA2 mobilizes ω3 polyunsaturated fatty acid metabolites to protect from colitis
ドナウ河岸に浮かび上がる夜のブダ城。
左下:セーチェーニ鎖橋で有田先生(理研)、原先生(昭和大)と。
右下:ケーブルカーに乗って王宮の丘へ。
休憩中。白夜の時季だったのでほぼ1日中明るかったです。
ハンガリー科学アカデミーでの山本の発表。
村瀬の発表です。
Dr. Dennis (Univ. of California)と村上のショット。
武富がONO Travel Awardsを受けました。
2015.06.04-05. 第22回肝細胞研究会で研究成果を発表しました。
6月4日(木)-5日(金)、鳥取・米子で「第22回肝細胞研究会」が開催され、研究員の平林が最近の研究成果について発表しました。
<口頭発表>
平林:肝臓コリン代謝における新規リン脂質代謝酵素PNPLA7の役割
2015.05.28-29. 第57回日本脂質生化学会で研究成果を発表しました。
5月28日(木)-29日(金)、東京・一橋で「第57回日本脂質生化学会」が開催され、研究員の入江・山本・武富が最近の研究成果について発表しました。
<口頭発表>
入江:リン脂質動態に基づく破骨細胞融合機構の解明
山本:IIF型分泌性ホスホリパーゼA2により産生されるアルケニル型リゾホスファチジルエタノールアミンは表皮肥厚性疾患のバイオマーカーである
武富:III型分泌性ホスホリパーゼA2は皮膚バリア恒常性に関わる
2015.04.01. 山本研究員が栄転しました。
4月1日(水)、山本圭研究員が徳島大生物資源産業学部の准教授として栄転しました。引き続き協力研究員として医学研でも研究活動を継続します。
2015.04.01. 佐藤研究員が固有職員に着任しました。
4月1日(水)、佐藤弘泰研究員が山本圭研究員の後任として固有研究員に着任しました。
2015.03.25-28. 日本薬学会第135年会で研究成果を発表しました。
3月25日(水)-28日(土)、神戸で開催された「日本薬学会第135年会」で、研究員の三木と研修生の池田が口頭発表を行いました。
<口頭発表>
三木:IID型分泌性ホスホリパーゼA2は乾癬を抑制する
池田:メタボリックシンドロームにおけるsPLA2受容体の機能
2015.03.19. 国際学会の打ち上げと卒業生送別会を行いました。
3月19日(木)、2つの国際学会の打ち上げと平成25年度の村上研卒業生の送別会を行いました。
順天堂大・横溝研との合同打ち上げです。みなさまのお力添え、誠にありがとうございました。
卒業生の皆さん、社会に出てからもより一層頑張って下さい。
2015.02.27. 佐藤が平成26年度東京都医学総合研究所職員表彰を受けました。
2月27日(金)、「平成26年度東京都医学総合研究所職員表彰」が行われ、研究員の佐藤が表彰されました。
2015.02.25-26. 第1回医学研リトリートで研究成果を発表しました。
2月25日(水)-26日(木)、千葉で開催された「第1回医学研リトリート」で、研究員の入江・平林、研修生の安城・池田・遠藤が口頭およびポスター発表を行い、平林がリトリート賞を、安城と遠藤がリトリートポスター賞を受賞しました。
入江:膜脂質動態に基づく破骨細胞融合機構の解明
平林:肝臓のコリン代謝における新規リン脂質代謝酵素PNPLA7の役割
安城:皮膚バリア形成に関わる新規脂質代謝酵素PNPLA1
池田:メタボリックシンドロームにおける分泌性ホスホリパーゼA2受容体の機能
遠藤:III型分泌性ホスホリパーゼA2は皮膚バリア機能を制御する
2015.02.10. 村上が東京都福祉保健局長賞を受賞しました。
2月10日(火)、東京で「東京都福祉保健局長賞授賞式」が行われ、村上プロジェクトリーダーが表彰されました。
2015.02.09-12. 2つの国際学会を主催しました。
【その①】
2015.02.09. 第10回都医学研国際シンポジウムを開催しました。
2月9日(月)、村上プロジェクトリーダー会頭のもと、東京都医学総合研究所で「10th IGAKUKEN International Symposium on “Phospholipase A2 and Lipid Mediators”」を開催しました。
<講演者>(アルファベット順、敬称略)
K. Frank Austen: Mast cell development and CysLT generation
Nicolas G. Bazan: Molecular principles of neuroprotectin D1 bioactivity in age-related macular degeneration and Alzheimer’s disease
Eric Boilard: Roles of lipid mediators derived from platelet microparticles in arthritis
Alan R. Brash: Mechanistic studies on the biosynthesis of exceptionally unstable fatty acid epoxides
Jerold Chun: New aspects of LPA receptor-ligand interactions
Edward A. Dennis: Evolution of phosphplipase A2s in catalysis and allosteric regulation by membranes
Michael H. Gelb: Newborn screening of lysosomal storage diseases via mass spectrometry analysis
Jesper Z. Haeggstrom: The leukotriene cascade
Timothy Hla: Biology of sphingosine 1-phosphate
Gérard Lambeau: From venom to mammalian sPLA2s: 25-years later
Robert C. Murphy: Mass spectrometric approaches to study bis (monoacylglycerol) phosphate and the phosphatidylglycerol, two regioisomeric phospholipids
Shuh Narumiya: Prostaglandins and innate immunity in stress behavior
Takao Shimizu: Diversity of phospholipids:molecular mechanism and biological significance
William L. Smith: Regulation of cyclooxygenases by nonsteroidal anti-inflammatory drugs, coxibs and fatty acids
Dr. Austen (Harvard Univ.), Dr. Bazan (Louisiana State Univ.), Dr. Boilard (CHU de Quebec)
Dr. Brash (Vanderbilt Univ.), Dr. Chun (The Scripps Research Inst.), Dr. Dennis (Univ. of California)
Dr. Gelb (Univ. of Washington), Dr. Haeggstrom (Karolinska Inst.), Dr. Hla (Cornell Univ.)
Dr. Lambeau (IPMC, CNRS and Univ. of Nice), Dr. Murphy (Univ. of Colorado), Dr. Narumiya (Kyoto Univ.)
Dr. Shimizu (National Center for Global Health and Medicine), Dr. Smith (Univ. of Michigan)
参加者全員による集合写真です。
ほぼ満員の会場では熱い討議が行われました。
【その②】
2015.02.10-12. The 6th International Conference on Phospholipase A2 and Lipid Mediatorsを開催しました。
2月10日(火)-12日(木)、村上プロジェクトリーダー会頭のもと、新宿・京王プラザホテルで「The 6th International Conference on Phospholipase A2 and Lipid Mediators: from bench to tlanslational medicine」を開催しました。
<シンポジウム講演>
村上:New insights into PLA2s from outside and inside
<ポスター発表>
入江:Phosphatidylethanolamine dynamics in osteoclast fusion
平林:PNPLA7 lysophospholipase has a pivotal role in hepatic choline metabolism and systemic energy homeostasis
武富:Group III sPLA2 facilitates mast cell maturation and anaphylaxis
武富:Deficiency of group III sPLA2 protects from atherosclerosis
佐藤:Deficiency of group III sPLA2 protects from metabolic disorders
佐藤:Adipocyte-inducible group V and IIE sPLA2s play distinct roles in metabolic disorders
山本:A unique lipid pathway driven by group IIF sPLA2 undelies epidermal-hyperplasic disorders
山本:Group IIF sPLA2 promotes skin carcinogenesis
三木:Group IID sPLA2 resolves psoriasis by driving pro-resolving lipid mediators
村瀬:Group X sPLA2 protects from colitis by mobilizing ω3 polyunsaturated fatty acid metabolites
安城:Impaired skin barrier function in PNPLA1-deficient mice
遠藤:Skin abnormalities in group III sPLA2-deficient mice
会場外観写真
学会は新宿の京王プラザホテルで開催されました。参加人数は総勢300名にもおよび、初日の受付作業はラボのスタッフがフル稼働でした。
学会会場の様子です。
右から、Dr. Johnson(Cayman Chemical Co.)、Dr. Brash(Vanderbilt Univ.)、村上、Dr. Dennis(Univ. of California)、西島先生(昭和薬科大学)とのショットです。
Banquetで講演者とアトラクションの皆様(雅屋)との集合写真。学会ポスターのデザインに合わせて歌舞伎(助六・連獅子・神楽大蛇)・殺陣・生演奏などのアトラクションをご用意しました。近大マグロ丸々1匹(50kg分)を使った料理はおかげ様で完食となりました。
多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
2015.01.14. 第161回脂質談話会で研究成果を発表しました。
1月14日(水)、東京で「第161回脂質談話会」が開催され、村上が招待講演を行いました。
<招待講演>
村上:ホスホリパーゼA2分子ファミリーの新しいパラダイム